芳賀赤十字病院は地域医療支援病院・地域周産期母子医療センター・災害拠点病院・DMAT指定病院・地域がん診療病院・臨床研修指定病院に指定されています。

部門紹介

栄養課

食事サービス

○患者さんに美味しく召し上がっていただける、安全なお食事の提供を目指しています。

  • 入院中に、管理栄養士がベッドサイドに伺い、患者さん一人ひとりに合った栄養量・食形態の食事が提供できるよう努めております。
  • 食物アレルギーの対応、薬剤や嗜好による禁止食品などの対応もしております。

meal-01嚥下障害のある方

嚥下の症状に合わせた嚥下訓練食やムース状に仕上げたソフト食を提供しております。

meal-02 食欲低下のある方

味付けはやや濃く、量を半分にして彩よく盛付け、毎食デザートをお付けするなど、少量多品目のハーフ食を提供しております。

meal-03 産後の方

出産後の授乳や育児に欠かせない栄養をバランス良く取り入れた産後御祝食を提供しています。特に、助産師と管理栄養士が共同で作成したメッセージカードは、「退院後も参考になる」とママ達に好評です。

meal-04季節の行事食

季節の行事の際には、行事食を提供しています。

栄養管理について

患者さんが入院された際に、医師、看護師、薬剤師、管理栄養士が共同で、患者さん一人ひとりの病態や身体状況・栄養摂取状況などを拝見し、栄養管理計画をたてて、管理栄養士が患者さんに説明させていただいております。

さらに、週1回各病棟でカンファレンスを行い、患者さんの栄養状態について問題がある場合は、栄養サポートチームに報告し、改善策などについて主治医と相談、患者さんの感染や合併症の予防・生活の質の向上に努めております。

食事栄養指導

主治医の指示のもと、病態にあった指導を完全予約制で行っています。

○個人栄養食事指導について

個人栄養食事指導について患者さんの生活・食習慣を伺って、一緒に問題点を振り返り、個人にあった改善方法を相談し、療養生活や疾病予防の支援をしております。

― 主な指導内容 ―
糖尿病、脂質異常症、高血圧症、腎疾患、心疾患、高尿酸血症など

※栄養指導を希望される方は、主治医や看護師にお伝えください。

 ○個人栄養指導(入院・外来)

日時 月曜~金曜日 9:00~12:00、13:30~15:00
土曜日(第1・3) 9:00~12:00
場所 相談室1・2

 ○集団栄養食事指導

 ○糖尿病教育入院

日時 木曜日 13:30~14:10
場所 お問い合わせください。

○マタニティークラス

日時 第2金曜日 14:00~14:30
場所 お問い合わせください。

マタニティ-クラスページはこちら

スタッフ紹介

医療技術部長(医師) 1名
管理栄養士 7名(NST専任者1名を含む)

認定資格

栄養サポートチーム専門療法士(日本静脈経腸栄養学会) 3名
病態栄養認定管理栄養士(日本病態栄養学会) 4名
がん病態栄養専門管理栄養士(日本病態栄養学会) 2名
日本糖尿病療養指導士(日本糖尿病療養指導士認定機構) 5名
アレルギー疾患療養指導士 7名

(令和4年7月現在)

チーム医療への参加

○栄養サポートチーム(NST)

医師・看護師・薬剤師・管理栄養士を中心に、臨床検査技師・言語聴覚士・社会福祉士・事務職員で構成されています。

週1回のNST回診では、患者さんを訪問しながら、栄養状態が良くなり治療効果があげられるような栄養改善方法について多職種で相談し、主治医に提案しています。

さらに、患者さんが輸液や経管栄養中で、口からお食事を召し上がれない場合は、口腔ケアチーム(看護師・歯科衛生士・言語聴覚士・管理栄養士)が伺い口腔ケアのアドバイスも行っています。

○褥瘡チームにも参加して患者さんの栄養評価を行い、栄養面からの改善策を提案するなど、褥瘡治癒に向けた支援をしております。