芳賀赤十字病院は地域医療支援病院・地域周産期母子医療センター・災害拠点病院・DMAT指定病院・地域がん診療病院・臨床研修指定病院に指定されています。

部門紹介

認定看護師の活動

専門分野で活躍する認定看護師、専門看護師

 高度・専門分化する医療をはじめ、変化する保健医療福祉環境の中で、看護の役割が拡大し、臨床においても質の高い看護ケアが求められています。この看護現場でのケアの質の向上を図ることを目的に、特定の看護分野において、熟練した看護技術を用いて水準の高い看護実践のできる看護師として日本看護協会に認定された看護師のことです。
当院の各専門分野で活躍する認定看護師を紹介します。

認定看護師会広報誌

認定看護師会 広報誌1号(2011年発効) 認定看護師会 広報誌2号(2011年6月発行)
認定看護師会 広報誌3号(2012年8月発行) 認定看護師会 広報誌4号(2013年4月発行)
認定看護師会 広報誌5号(2013年8月発行) 認定看護師会 広報誌6号(2015年9月発行)
認定看護師会 広報誌7号(2018年3月発行) 認定看護師会 広報誌8号(2018年12月発行)
認定看護師会 広報誌9号(2019年6月発行) 認定看護師会 広報誌10号(2019年10月発行)
認定看護師会 広報誌11号(2021年11月発行) 認定看護師会 広報誌12号(2023年2月発行)

認定看護師支援制度

専門・認定看護師教育課程受講規定に準ずる支援をいたします。

認定看護師一覧

皮膚・排泄ケア認定看護師(2名) 小児救急看護認定看護師(1名)
緩和ケア認定看護師(2名) 感染管理認定看護師(3名)
慢性呼吸器疾患看護認定看護師(2名) がん化学療法看護認定看護師(1名)
認知症看護認定看護師(4名) 摂食・嚥下障害看護認定看護師(1名)
乳がん看護認定看護師(1名) 手術看護認定看護師(2名)

感染管理認定看護師:金澤 靖子

 感染管理認定看護師は専門的な知識と技術を持ち、感染状況を把握する調査や、効果的な感染予防対策の実践・指導・相談の役割を発揮し活動しています。また、患者様の安全な療養環境と病院で働く全ての人々の安全な労働環境を確保するために、感染予防策に関する教育を行ったり、感染予防対策チームメンバーとともに院内ラウンド活動を行ったりしています。

感染管理認定看護師:田中 聡子

 感染管理認定看護師の役割は、すべての医療関連施設を利用する患者・家族・訪問者はもちろん、現場で働くすべての職員を感染源から守ることです。その役割を担うために、幅広い感染管理に関する知識と医療施設内で多職種の職員と協働できる能力が必要と考えます。入院されている患者さん、面会者、職員を感染から守るために、標準予防策を基本とし、感染拡大防止に向けた活動を行うと共に、職業感染防止活動も行っていきたいと思います。

認知症看護認定看護師:齋藤 智子

 認知症看護認定看護師は、認知症を持ち入院をした患者様が安心して生活が送れるように、援助をすることができます。入院という変化に戸惑う患者様や家族が多いと思いますが、患者様が出すサインや家族の情報から入院生活をどう送れるかを考えていきます。

認知症看護認定看護師:林田 るみ子

 認知症看護認定看護師の役割は、認知症の患者さまが安心して生活できる療養環境の調整、およびケア体制の構築、行動心理症状の緩和・予防を行うことです。
介護するご家族を支え、皆さまとともに看護の質向上をめざしていきたいと考えています。

認知症看護認定看護師:久保 明子

 認知症によって様々な葛藤を抱く患者様と対応に苦慮するご家族双方の思いに寄り添い、安心して過ごせるためのケアを一緒に考えていきます。認知症になってもできる事はたくさんあります。その人らしい生活が送れるように支援します。一人で抱えず、お気軽にご相談ください。

認知症看護認定看護師:佐々木 恵

 認知症の方やご家族の気持ちに寄り添い、その人の個性や生き方を大切にした看護を行っていきたいと考えてます。認知症の方やご家族が、安心して生活できる環境作りを一緒に考え、支援していきます。

皮膚・排泄ケア認定看護師:大山 美幸

 皮膚・排泄ケアとは、褥瘡などの創傷やストーマ(人工肛門・人工膀胱)造設、失禁に伴い生じる問題のアセスメントを行い、適切な皮膚ケアや排泄管理の指導などを行う分野です。現在は褥瘡回診やストーマ外来にて予防的スキンケアの指導や、皮膚トラブルに対して専門的知識を生かし、安全で安楽なケアの提供に努めています。患者さまや御家族の相談窓口になると共に、質の高い看護の提供を目指していきたいと思います。

皮膚・排泄ケア認定看護師:太田 紀恵子

 ストーマ(人工肛門・人口膀胱)ケア・創傷(褥瘡、スキントラブル)ケア・失禁ケアにおいて問題を抱えている患者さんに対し専門的な視点からケアを実施しています。ストーマを造設された方の装具選択と社会復帰に向けての支援や、ストーマ外来で退院後のアドバイスや援助を行っています。また皮膚トラブルに対し、まずは予防的ケアを行い、発生後は根拠に沿ったケアを実施し早期治癒に向け取り組んでいます。患者さんや家族のライフスタイルを考慮した上で、医療スタッフと共にケアの方法を検討し、安全・安楽なケアの提供を目指しています。

緩和ケア認定看護師:石川 智保

 緩和ケアは体の痛みやさまざまな不快な症状の軽減を目指し、ご家族を含めた患者さまの心理的、社会的な苦しみや悩みを和らげることです。そして、患者さまやご家族の意思を尊重し、その人らしい日々が送れるようにケアを提供し生活を支援していきます。

緩和ケア認定看護師:五十嵐 翔太

 診断から治療期、終末期など緩和ケアを必要とする患者様とそのご家族の苦痛や苦悩を軽減することができるように支援を行っていきます。また当院でケアを受ける患者様やご家族が尊厳を持ちその人らしく過ごすことができるように、院内のスタッフの教育にも取り組んでいきます。

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慢性呼吸器疾患看護認定看護師:鈴木 美奈子

 COPD、間質性肺炎、気管支喘息などの慢性呼吸器疾患の患者様に対して、患者様がセルフケアできるように、症状の緩和、呼吸リハビリテーション、急性増悪予防への援助や終末期のケアを行っていきます。また院内のスタッフが質の高い呼吸ケアを提供できるように取り組んでいきます。

慢性呼吸器疾患看護認定看護師:布施 美穂

 慢性呼吸器疾患は、日常生活動作での息切れを感じることで、活動範囲が狭くなり、病気の進行や心身の苦痛を伴います。慢性呼吸器疾患の患者さまとご家族の不安や悩みなど気持ちに寄り添い、病と共に生きながらその人らしい療養生活を送ることができるように、在宅での自己管理へ向けて患者教育や呼吸リハビリテーション、呼吸ケア支援、病状の悪化予防など支援していきます。

小児救急看護認定看護師:佐々木 裕美

 小児救急看護認定看護師は、救急に関連した看護だけではなく小児全般に関わる看護を領域としています。子どもの成長・発達を捉え子どもの権利を守り、個々の子どもに合った看護を実践していきます。また、子どもと家族が安心して生活していくことができるようなホームケアの指導や事故防止について伝えていきます。そして院内・地域の小児看護の発展に貢献していきたいと思います。

乳がん看護認定看護師:内田ひろ美

 乳がん看護認定看護師は、病名告知後の心理的サポート、治療選択のサポート、さまざまな治療に伴う看護、ボディイメージの変容へのサポートなど患者・家族への実践を行います。
患者・家族の心の支えになれるような看護を目指しています。

摂食・嚥下障害看護認定看護師:岡田 真由美

 摂食・嚥下障害看護認定看護師は、摂食嚥下障害を有する患者さまとご家族に対して、食事について支援していきます。摂食嚥下障害は、病気や加齢の影響により誰でも起こります。入院中から退院後の食生活を考え、患者さまがより安全に美味しく食べるお手伝いをさせて頂きます。

がん化学療法看護認定看護師:関 正美

 がん化学療法を受ける患者さんとご家族は、治療による身体的苦痛・日常生活への影響など不安を抱えています。がん化学療法看護認定看護師は、安全・安楽・確実な薬物投与管理とがんと向き合いながら治療と生活が両立できるよう支援する役割を担っています。
治療開始及び変更時の意思決定支援、治療を受けながらQOLを維持できるよう副作用のマネジメントとセルフケア支援、苦痛緩和など多職種と連携し患者さんとそのご家族に寄り添う看護を目指していきます。

手術看護認定看護師:松本 五月

 手術前から手術中、手術後まで患者様とご家族の苦痛や不安が軽減できますよう支援していきます。また、院内のスタッフへの教育も行い、患者様へよりよい看護が提供できますよう活動していきます。

手術看護認定看護師:中村 直子

 手術を受ける患者の手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防できるよう、手術中の安全管理や周術期看護を日々実践しています。患者・家族にとって、手術は大きな負担となる場合が多いです。患者が手術を乗り越え、今後の治療や生活を前向きに過ごしていけるような関わりに努めています。また、周術期看護に関する指導・教育にも力を入れ、当院で手術をうける患者が安全安楽に周術期を経過できるよう尽力していきたいと思います。

感染管理認定看護師:鎌田 直美

 感染管理認定看護師の役割は、患者様やご家族の方だけではなく、職員も含めた病院に関する全ての人を感染症から守る事です。感染の専門的な知識を生かし、感染状況を把握する調査(サーベイランス)を行い感染症の拡大を防止しています。そのために職員が適切な感染対策の実践ができるように指導を行い、患者様や職員が安心できる環境作りを目指していきたいと思います。

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