芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、DMAT指定病院、地域がん診療病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。

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臨床研修医通信Vol.6「内科研修終了」を掲載

臨床研修医通信Vol.6「内科研修終了」を掲載しました。
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Vol.6 内科研修終了                      (H25.11.8)

研修医 江原 幸康 

 内科研修の締めくくり、9月の総合内科的な研修について振り返ってみたいと思います。

多様な症候への対応・・・

 半年に渡る内科研修もとうとう最終月、総合内科での研修です。「迅速な診断の能力を身に付けること」は患者さんにとって幸せにつながると考えています。しかし、速さだけを求めると誤診につながってしまう危険性があります。症候は典型的なものばかりではありません。そのため、専門的な知識が必要な症候に遭遇した時は、専門医にコンサルトすることが非常に大事だと気付かされた1ヶ月間でした。

診断の難しさを実感した1か月

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▲内科・指導医から、電子カルテをもとにオーダーについて指導を受けています。 (左:染谷勉第一内科副部長 右:江原幸康研修医)

 この半年間で循環器、呼吸器、腎臓、内分泌と、研修を行ってきましたが、この1ヶ月はどこにも分類ができない疾患をお持ちの患者さんが多く、更には、どちらかというと、典型的な治療法を適用できない場合が多かったです。患者さんに合わせて最良の治療法をその場その場で考える必要性に迫られ、苦しい決断になることもありました。

 医学は頻度という統計の概念が重要ではありますが、それだけでは診断や治療の対象から漏れてしまう危険性があります。個別対応は大変ではありますが、患者さん「個人」の治療という点から考えると、患者さんそれぞれの境遇や病態を深く考察することで、結果患者さんの幸せにつながると考えます。研究心をもって臨床に励み、忍耐強く取り組んでいかなければならない、という基本をあらためて感じた1ヶ月でもありました。

芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院・DMAT指定病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。