芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、DMAT指定病院、地域がん診療病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。

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臨床研修医通信Vol.10「消化器科系研修~外科①~」

臨床研修医通信Vol.10「消化器科系研修~外科①~」を掲載しました。
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Vol.10「消化器科系研修~外科①~」

※消化器科研修(H25.10~12月)の外科研修を4回にわたり連載します。

研修医 江原幸康

外科チームの一員として  

 外科チームの一員として 2ヶ月の外科研修が終わりました。最初の1週間は本当に大変でした。外科は全員のドクターで全患者さんを担当する、まさしくチームプレイです。40人以上の入院患者さん一人ひとりが、どのような疾患で、現在どのような状態であるか、を把握することが大変でした。全員で朝・夕方と1日2回の回診を行い、徐々に患者さんの状態というものがわかってきました。病状が把握できてない患者さんがいる場合は、すぐに先生に質問して、自分が足りていないところを補強しながら理解を深めていきました。 

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▲外科カンファレンス 外科医全員が集まり、症例検討を行います (右端:江原幸康研修医)

 

 具体的で詳細なイメージを持つこと

 今までの内科研修では、必死にメモを書き留めていました。しかし外科研修初日に、指導医の先生から「メモに頼らず、患者さんを見て、イメージをそのまま頭に植えつけなさい。ドレーンがどこに入っているか、CT画像と患者さん、そして表情と体の状態がどのような関係になっているのか、を考えながら患者さんと会い、イメージをハッキリと持ちなさい」と言われました。
  最初は正直「そんな無茶な」と思っていましたが、「今は頭に叩き込む訓練だ」と思い、ノートを持ち歩かずに業務をこなしております。  先生方からは最初から全てを要求されることは決してありません。細かいことよりも大枠で重要な事や、雰囲気を学ぶことを重視されている気がしました。
 朝の回診を終えて一気にカルテ書きを始めますが、最初の2,3日は何も書くことができませんでした。40名近くの患者さんを一気に回診すると、最初のうちは患者さんの区別がつかず、記憶があいまいになってしまうからです。 日を追うにつれて、“指導医の先生方が何に注目しているのか”が少しずつわかり始めたと実感しています。  

効率的な外科研修  

 外科を2ヶ月しか回らないことは、一般には不十分だと考えられています。その現状がある上で、当院の研修では指導医が無駄のない効率的な研修を配慮してくださっているので、研修医が仕事をやりやすくなっています。2か月という有限の期間で純粋に外科的手技や診察、検査を経験できることが無駄のない効率的な研修であると考えられます。

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