芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、DMAT指定病院、地域がん診療病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。

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臨床研修医通信Vol.13「消化器科系研修~外科④~」

臨床研修医通信Vol.13「消化器科系研修~外科④~」を掲載しました。
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Vol.13「消化器科系研修~外科④~」

研修医 江原 幸康

外科手術で学んだこと

  手術に入る回数が増えてくると、段取りもわかっていきました。とはいえ、自分がメスを使う初めての開腹には非常に緊張しました。また、胆嚢摘出の際も「総胆管から離れて、離れて」という意識を常に持ち続けました。電気メスを動かすことも、見ていることと実際にやることは大違いで、とても勉強になりました。 以下、外科研修の中で個人的に学んだことを箇条書きにします。 

  • 外科で大事なことは技術と絵。画像と生体解剖をリンクさせる。
  • 素人であり続けては決してならない。失敗を恐れずに次を予測して行動し、手術を含め実際 に手を出して参加する。
  • 絶妙な阿吽の呼吸が必要。
  • 外科手技は言葉で説明するのが難しい。また、解剖に限らず正確な言葉にしようとすることが大切。
  • 物事を多面的に考える。
  • 例えば今の傷が将来どうなるかわからないし、高血圧の薬をどれだけ控えておいても大丈夫なのかもわからない。わからないのは自分だけではなく他人(上級医)も同じである。だから自分で考えて動く必要がある。
  • 外科は「結果が全て」。
  • 自信がないというのは「言い訳」。

 

患者さんのことをまず第一に・・・

 研修しながら感じたことは、「自分はやっぱり治療をやりたい」と再認識したことです。正確で迅速な診断はもちろん大切ですが、患者さんの状態がよい方向に変わっていくのは治療が実際に行われるからです。 研修当初は「外科は職人技が多いから1年目の研修医が学べることは少ないだろう」と考えていたため、いい意味で大きく期待を裏切られました。患者さんのことをまず第一に考えるためには皆で考えて医療を行っていく、それに尽きるということを学んだ2ヶ月でした。

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