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臨床研修医通信Vol.16「整形外科研修」

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臨床研修医通信Vol.16 「整形外科研修」

研修医 江原 幸康

 整形外科研修の6週間について振り返ります。

整形外科研修

 3ヶ月ぶりの病棟復帰です。患者数と比べると、整形外科は常勤医4人と少ないため、ほぼ毎日複数手術という状態でした。
 研修期間中は、まず一人で病棟回診を済ませ、その後、上級医と回診・包交を行いました。骨折の患者さんがとにかく多いため、例えば“頚部骨折”なのか“転子部骨折”なのか、“左右”のどちらか、というのは混乱しやすく、各筋肉に対して評価を行うため細かい診察が必要になります。回診が終わると同時に外来にでて、先生方の診察を学びました。外来も患者さんが多い為、先生方の診察がとにかく速い!骨折の評価に関してはレントゲンが終わった途端に診断がつくので、圧倒されることが多かったです。

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▲外来診察時のようす
(中央:高田尚整形外科部長 右:江原幸康研修医)

  外来がないときは手術です。とにかく感染には注意し、手の洗い方一つに関しても細かく指導されました。手術そのものは特殊なこともあり、手が出せるところはかなり限られていましたが、助手をやることで、何をどうしたいか、というのは把握できつつあります。手術の術式も大事ですが、その前提は解剖で、外科研修の時と比較すると後者の方を重視して予習することで、解剖と症候がリンクしていくのが日に日にイメージし易くなりました。 

 

患者さんとのふれあい

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▲回診時のようす

 時間があるときは、とにかく患者さんのところへ顔を出すことを心がけました。前日と比べ症状が治まっている時は治療がうまく行っていることを実感でき、訴えがある場合には自分でまず考え評価し、上級医に報告・相談しアドバイスを受けます。また、患者さんのところに何度も訪室することで、患者さんがとても喜んで頂けるので、上級医が忙しいときにはなるべく病棟に足を運びました。 

整形外科で学んだこととしては

  •   画像(骨折脱臼)に強くなる必要があること
  •   手技に関しては手際よく効率的に
  •   痛み止めを出すときの注意点
  •   神経との関係

など、たくさんありますが、手術を除いても一般診療で必要なことが多く、例えば膝が痛い患者さんでは水がたまってないか、など外来での診察に活用できることが多かったように感じます。整形外科医以外に役に立つ整形がらみの教材もいろいろ教えていただいたおかげで、整形外科というものがかなり身近な存在になりました。

芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院・DMAT指定病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。