芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院、DMAT指定病院、地域がん診療病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。

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臨床研修医通信Vol.19「赤十字活動-日本赤十字社栃木県支部常備救護班訓練参加」

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臨床研修医通信Vol.19 「赤十字活動-日本赤十字社栃木県支部常備救護班訓練参加-」

研修医 江原 幸康

赤十字活動への参加

  6月に泊まりがけで「日本赤十字社栃木県支部常備救護班訓練」に参加してきました。日本赤十字社は、災害発生時等には赤十字の人道的使命である災害救護活動を行います。いつ起こるか分からない災害時に迅速かつ的確な救護活動ができるよう、救護班要員の知識及び技術の均一化、高度な災害救護班活動実施に必要な訓練を行われます。
 日本赤十字社栃木県支部管内では、医師・看護師長・看護師2名・助産師・主事2名の計7名で1つの救護班が構成され、その「医師」が自分の任務になります。参加前は、能力的に研修医だと不十分で役に立たないのではないか思いましたが、自分を試せる絶好の機会だと参加を決断しました。

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▲救護訓練でのトレアージ

次々に運ばれる負傷者、求められる迅速な対応

 訓練項目としては①無線通信、②救護所設営、③救護資機材運用、④トリアージ、⑤総合演習からなります。その中で最も勉強になったのは総合演習です。
 「普段の救急医療とは異なる環境で」とはいえ、救急医療のファーストコンタクトの能力が絶対的に試されます。次々に運ばれてくる負傷者に対し、まずはトリアージのPAT法、救命最低ラインの処置、状態によっては後方搬送(近くの高次医療機関に救急搬送)と迅速な対応が求められました。
 最初は負傷者の状態把握すらできず精神的には厳しい状態でしたが、回数を重ねることでコツがつかめてきました。救護班員とコミュニケーションを十分に取り、声を掛け合い役割分担することで、手際よく対応できるようになっていきました。

救護訓練に参加して 

 今回の訓練はあくまでも訓練ですが、この経験は自分に災害医療時の予習として十分機能したと思います。また、普段の救急外来の診療につながるものでもあります。今後も救護班訓練が開催される予定があり、その際にも参加することを、私は迷わず決めました。
 医師になって、研修が進んでいくにつれて、いつも感じるのがserendipityです。予想してないところに、予想外の宝石が散らばっていて、それを拾い上げられている実感があります。当院の研修は本当にありがたい環境だと感じずにはいられません。

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▲H26.8.31『栃木県防災訓練』にも参加!!
右から2人目:江原 幸康研修医

 

芳賀赤十字病院は、地域医療支援病院、地域周産期母子医療センター、災害拠点病院・DMAT指定病院、栃木県がん治療中核病院・臨床研修指定病院に指定されています。