芳賀赤十字病院は地域医療支援病院・地域周産期母子医療センター・災害拠点病院・DMAT指定病院・地域がん診療病院・臨床研修指定病院に指定されています。

部門紹介

医療安全推進室

患者さんへのお願い

 医療安全の基本は患者さんのお名前、生年月日を確認することです。診察や検査、お薬・書類をお渡しする前に、ご本人であるかを正しく確認するため、繰り返しお尋ねします。病院では患者さんの医療に対し多くのスタッフが関わります。安全な医療をご提供するため、スタッフから何度も患者(本人)確認を行いますので、ご協力お願いします。

医療安全推進室長あいさつ

 急激な少子高齢化社会の進展や医療技術の進歩など医療を取り巻く環境及び医療に対する国民意識も安全・安心を重視するなど大きく変化してきています。また、平成27年に施行された医療事故調査制度の導入ととともに医療事故に対する国民の関心も高く、安全で安心な医療の提供が益々求められてきています。当院の医療安全推進室は院長直轄の組織として医療安全に関する現状分析や対策、医療事故の原因究明、再発防止策など様々な取組みを通じて患者の皆さまのニーズに応えた活動を推進しています。

                    医療安全推進室長 藤田 晃史                                                

組織体制

 

 

組織体制(PDF)🔗

医療安全推進室の主な取り組み

現状把握と分析

医療現場は常に安全と危険が表裏一体の関係にあり、医療従事者が日常業務の中で「ヒヤリ」と感じることは多々あります。医療安全推進室では、職員が「ヒヤリ」と感じたことなどを記載した「インシデントレポート」を集約して何が危険なのか、なぜそうなったのか等の現状把握し、それを多角的に分析する活動を行っています。

医療安全対策と広報

医療安全推進室は、現状把握と分析した結果を基に「医療安全推進室会議」や「医療安全管理対策委員会」等において事故防止、再発防止など様々な医療安全対策を講じ、広報紙などの媒体を通じて患者さまにお知らせしています。また、職員に対してはさまざまな方法を用いて周知徹底を図る活動を行っています。

 

 

医療事故に関する原因究明

医療事故とは、過失の有無にかかわらず医療に関わる場所において、医療の全過程において発生する傷害のすべてを包含する言葉として使われています。医療事故が発生した場合には、医療上の最善の処置を講じ、院長が必要に応じて「医療安全調査委員会」を招集し、原因究明や今後の再発防止策、改善策等について調査・決定をします。また、その結果を踏まえて、患者の皆様やご家族への説明も行います。

 

医療安全研修会の実施 

医療安全推進室は、患者さんが安心して安全な医療を受けていただくため、様々な分野の専門家を講師に招いての医療安全研修会(講演会)の開催や他機関が主催する講習会や各種セミナー等への積極的な参加を通じて、職員の知識、技能・技術等のレベルアップを図る活動を行っています。

相談や苦情・クレームへの対応

医療安全推進室は、患者さんやご家族からの様々な相談・苦情・クレームに対して、医療メディエーション(※)としての立場で真摯に対応しています。
※ 患者と医療者間での意見の食い違いなどが起こった場合に中立的な院内の仲介者(メディエーター)が話し合いに同席し、対話を促進するなどして信頼関係を再構築できるようにする仕組みをいいます。

 

 

 

医療安全に関するスキルアップ活動

令和6年度

開催日 種別 テーマ(内容) 主催(共催 )
5月13日
~6月30日
医療安全研修 【e-Learning】
患者確認と指差呼称

医療安全推進室

11月1日
~11月30日
医療安全月間

・医療安全ポスター掲示
・患者誤認防止 院内一斉放送の実施
・医療安全標語掲示

医療安全推進室
11月1日
~12月14日
医療安全研修 【e-Learning】
・知識不足によるインスリン過量投与
・医療機器の安全使用に向けて
・MRIのゾーニングについて
医療安全推進室
(医薬品安全管理講習)
(医療機器安全管理講習)
(放射線安全管理講習)
R7年2月13日 発表大会

医療安全合同事例発表会

医療安全推進室

R7年2月26日

報告会 5S活動報告会 医療安全推進室

 

芳賀赤十字病院 医療安全管理指針

医療安全管理指針(PDF)🔗