病院案内

小児科について

芳賀赤十字病院の小児医療

当院では、生まれたばかりの赤ちゃんから思春期のお子さままで、幅広い年齢のお子さまの診療を行っています。NICU(新生児集中治療室)6床、GCU(新生児回復室)6床を備え、新生児の急性期治療から回復期のケアまで一貫して対応できる体制を整えています。
小児科では、一般診療のほか、食物アレルギーや喘息、成長・発達、心臓や腎臓、神経の病気などにも対応しており、必要に応じてとちぎ子ども医療センターなどとも連携しながら、適切な医療を提供しています。

芳賀赤十字病院の小児医療の特長

24時間365日体制の周産期医療対応

赤ちゃんが生まれる瞬間は、ほんの数分の対応がとても大切になることがあります。出生直後の新生児仮死や呼吸のトラブルなど、緊急時にもすぐに対応できるよう、助産師・看護師・小児科医がいつでも待機しています。
また、すべてのスタッフが「新生児蘇生法(NCPR)」の資格を取得しており、赤ちゃんの命を守るために、日々備えています。

NICU・GCUでの赤ちゃんへのサポート体制

小さく生まれた赤ちゃんや、治療や経過観察が必要な赤ちゃんには、NICU(新生児集中治療室)やGCU(回復期のケアを行う病棟)で、医師・看護師がチームとなってサポートしています。
高頻度振動換気に対応した人工呼吸器などの高度な医療機器も整えており、赤ちゃんの成長にあわせたやさしいケアを行っています。

産婦人科とのチーム連携

分娩の時には、産婦人科と小児科が密に連携しています。出産前から情報を共有し、必要があれば小児科医が分娩室や手術室に立ち会い、すぐに対応できる体制をとっています。
日々の連絡には連絡票だけでなく、日ごろからの細やかなコミュニケーションも大切にしています。

幅広い専門外来と入院医療

一般的な小児診療のほかにも、喘息・心臓病・アレルギー・成長や神経のご相談、心理や発達に関するサポート、予防接種や乳幼児健診など、幅広い診療を行っています。
感染症や喘息などで入院が必要な場合にも対応できる体制を整えています。

医療的ケア児への支援体制

ご自宅で医療的ケアが必要なお子さんとそのご家族が、安心して地域で暮らしていけるように、医療・看護・行政との連携によるサポート体制を整えています。

当院では、子どもたちが元気に、のびのびと成長していけるように、確かな医療とあたたかいケアをこれからも大切にしてまいります。