研修医

医学生へのメッセージ

将来どの専門領域に進んでも必ず役立つ力が、ここにある。
臨床研修医管理委員長 副院長

将来どの専門領域に進んでも必ず役立つ力が、ここにある。

地域唯一の研修病院だからこそ経験できる、症例のバランスと多様性

芳賀赤十字病院は、現臨床研修制度の当初から指定を受け、地域に根ざした研修病院として歩んできました。定員は5名ですが、旧病院時代には研修医が毎年ほぼ1名でした。2019年の病院移転新築を機に、研修環境は大きく整い、それ以降研修医が増加してきました。2021年には初めてマッチングで定員5名が決まり、その後はほぼ毎年フルマッチが続いています。2025年募集(2026年入職)では、16名もの応募がありました。
 当院は栃木県県東地域で唯一の臨床研修病院であり、人口約14万人を対象とした24時間対応の二次救急病院です。年間約4,300台の救急車を受け入れ、救急疾患は重症・軽症を問わずまんべんなく搬送されます。そのため、疾患の種類や頻度が偏ることなく、バランスよく経験できることが大きな特徴です。主要診療科の常勤医師がそろっており、救急症例に迅速に対応できる体制が整っています。
 経験豊富な指導医が日々の診療の中で手厚く指導し、侵襲的な処置も「実際に手を出す」ことができます。手技の習得に積極的に挑戦できる環境は、将来どの専門領域に進んでも必ず役立つ力となるでしょう。また、当院にない診療科については自治医科大学附属病院とのたすき掛け研修が可能で、研修2年目の選択期間に幅広い研修を組むことができます。
 さらに、福利厚生も充実しており、安心して研修に専念できる体制が整っています。地域医療の第一線を担う病院で、患者さんと向き合い、手を動かし、自らの成長を実感できる2年間を過ごしてみませんか。皆さんと一緒に学び合える日を楽しみにしています。